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Visual Studio 2013 Ultimate Update 2 の新機能 : IntelliTrace を用いた例外のデバッグ

Visual Studio 2013 Ultimate Update 2 の新機能 : IntelliTrace を用いた例外のデバッグ

概要

Visual Studio 2013 Ultimate Update 2 で、IntelliTrace を用いた例外のデバッグ機能が拡張され、コードマップの機能を使うことができるようになりました。

内容

Visual Studio 2013 Ultimate Update 2 では、IntelliTrace を用いた例外のデバッグの機能が拡張され、コードマップの機能を使うことができるようになりました。
以下、具体例を用いて、この新機能を紹介します。

Visual Studio 2013 Update 2 のインストール方法
2014/3/30 現在、Visual Studio 2013 Update 2 はCTP(= Community Technology Preview) 2 です。
インストーラはMicrosoft のサイトからダウンロードできます。

IntelliTrace のログの採取方法
IntelliTrace のログの採取方法は、IntelliTrace Collector を使った方法や、Microsoft Monitoring Agent を使った方法もありますが、ここではテスト環境で簡単にとれるVisual Studio を使った方法を記載します。

0) ASP.NET のWeb Forms のプロジェクトを作成し、ボタンをクリックしたときに例外が発生するよう、次のような簡単なコードを書きました。

protected void Button1_Click(object sender, EventArgs e) //ボタンをクリックした時に呼ばれる関数
{
MyFunc(1);
}

static void MyFunc1(int i)
{
MyFunc2(i-1); //MyFunc2(0)が呼ばれる
}

static void MyFunc2(int j)
{
j = 100 / j; //j は0 のため、ここで例外が発生する
}

1) “デバッグ” → “オプションと設定” をクリックします。
オプションと設定

2) “IntelliTrace” から “IntelliTrace イベントと呼び出し情報” にチェックを入れます。
"IntelliTrace イベントと呼び出し情報" にチェックを入れる

3) “F5” を押し、ビルドを開始します。

4) 例外を発生させるために、ボタンをクリックします。

5) デバッガーに制御が移りますので、“現在のIntelliTrace セッションを保存する” をクリックし、IntelliTrace のログを保存します。
現在のIntelliTrace セッションを保存する

IntelliTrace のログの開き、例外情報の詳細を表示する方法
1) 上記の5) で保存した、IntelliTrace のログをダブルクリックします。
IntelliTrace のログをダブルクリック

2) “IntelliTrace の概要” のページが表示されます。
IntelliTrace の概要

3) 確認したい例外をダブルクリックします。
確認したい例外をダブルクリック

4) 例外情報の詳細が表示されます。
例外情報の詳細が表示される

IntelliTrace を用いた例外のデバッグ方法
・黄色の四角に例外情報が表示され、どこで例外が発生したかがわかります。
どこで例外が発生したかがわかる

・コードマップにより、例外に至ったフローが図示されます。
例外に至ったフローが図示される

・Parameters をクリックすると、メソッドのパラメーターが表示されます。
Parameters をクリックすると、メソッドのパラメーターが表示される


情報元
Enhancements to Debugging Exceptions with IntelliTrace in Visual Studio 2013 (英語)

関連記事
Visual Studio 2012 Update 2 の新機能 : コードマップとデバッガーとの統合
  1. 2014/03/30(日) 22:00:34|
  2. Visual Studio
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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