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Windows 10 でOS 標準のツールとなったWPR.exe (Windows Performance Recorder)



WPR.exe は、WPRUI.exe のコマンドラインバージョンです。このWPR.exe/WPRUI.exe は、パフォーマンスのトレース情報を取得するためのツールで、アプリが何を待っているかを調べたりメモリリークを調べたりといった事ができます。

WPR.exe/WPRUI.exe は、以前は別途Microsoft のサイトからダウンロードして使用する必要がありましたが、Windows 10 にてWPR.exe はOS 標準のツールとなりました。
(WPRUI.exe は、OS 標準のツールにはなっておらず、別途「Windows SDK for Windows 10」のインストールが必要です)

以下、Windows 10 でOS 標準のツールとなったWPR.exe の基本的な使い方を紹介します。

WPR.exe を用いた、パフォーマンスのトレース情報取得
1. 管理者権限のコマンドプロンプトを起動します。

2. 取得したいパフォーマンス情報(プロファイル) を確認します。
プロファイル一覧は「wpr –profiles」にて確認できます。


3. 「wpr –start <プロファイル名>」を実行し、トレースを開始します。


4. パフォーマンス情報を取得します。

5. 「wpr –stop <出力ファイル名>」を実行し、トレースを終了します。


6. 指定した<出力ファイル名>の場所に、トレースファイルがあることが確認できます。
また、.NET アセンブリの情報がトレースに含まれる場合は、NGEN PDB も作成されております。


トレースファイルの解析方法
作成したトレースファイルは、WPA(Windows Performance Analyzer) にて解析ができます。
WPA は「Windows SDK for Windows 10」をインストールすることで、インストールされます。
「Windows SDK for Windows 10」インストール時「Windows Performance Toolkit」にチェックが入っていることを確認してください。


WPA はトレースを採取したマシンにインストールする必要はありません。他のマシンにWPA をインストール後、作成したトレースファイルをそちらで開けば解析可能です。

1. (WPA を異なるマシンにインストールした場合) 作成したトレースファイル、並びにNGEN PDB のフォルダを、WPA をインストールしたマシンにコピーします。

2. コピーしたトレースファイルをダブルクリックします。


3. WPA が開きます。


具体的な解析方法については、以前のブログをご参照下さい。
WPR/WPA を用いた、アプリが何を待っているかを調べる方法
WPR/WPA を用いた、アプリのメモリリークの調査方法


情報元
Windows Performance Recorder (WPR.exe) now inbox in Windows 10. (英語)
  1. 2015/08/16(日) 22:04:03|
  2. ツール
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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