Productivity Power Tools For Visual Studio 2013 の紹介

概要

Productivity Power Tools とは、Visual Studio 用のエクステンションで、Microsoft よりフリーで公開されています。
Productivity Power Tools を使用すると、Visual Studio での開発の効率を上げることができます。

今回は、このProductivity Power Tools のVisual Studio 2013 バージョンの新機能を紹介します。

内容

Productivity Power Tools を使用すると、Visual Studio に種々の機能が追加され、Visual Studio での開発の効率を上げることができます。Productivity Power Tools の機能はMicrosoft から公開されていることもあり、後にVisual Studio 自身の機能として取り入れられることも多いです。
以下、Productivity Power Tools for Visual Studio 2013 のインストール方法と、主要な新機能、設定方法を紹介します。

Productivity Power Tools for Visual Studio 2013 のインストール方法
1. “ツール” → “拡張機能と更新プログラム” をクリックします。

2. “オンライン” をクリックし、”Productivity Power Tools” と検索をします。

3. “Productivity Power Tools 2013” が表示されるので”ダウンロード” をクリックします。

4. “インストール” をクリックします。

5. ”今すぐ再起動” をクリックすれば、インストール完了です。

Productivity Power Tools for Visual Studio 2013 の新機能
Solution Error Visualizer : ソリューションエクスプローラーでエラーを把握
ソースコードにエラーがあると、ソリューションエクスプローラーの該当のソースファイルのところに、赤色の波線が表示されたされます。
これにより、どのソースファイルにエラーがあるのかを瞬時に把握できます。

赤色の波線の部分にマウスを乗せると、エラーの詳細もわかります。

Structure Visualize : ソースコードの構造を把握しやすくする
Structure Visualize を利用すると、ソースコードの構造を把握しやすくなります。
例えば、クラスやメソッドのスコープをつなぐ縦線が表示されるようになります。

また、その縦線にマウスを乗せると、スコープの詳細を表すポップアップが表示されます。

Peek F1 : ソースコードと同じビューにヘルプ情報を表示
Peek F1 を利用すると、ソースコードと同じビューにヘルプ情報を表示させることができます。
1. ソースコードの”WriteLine” の部分にカーソルを合わせてみます。

2. 右クリック → “Peek Help” をクリックします。

3. WriteLine のすぐ下に、MSDN のヘルプが表示されます。