HTTP のトレースを取得/解析することができるフリーのツールSTRACE/HTTPREPLAY を紹介します。
STRACE/HTTPREPLAY はMicrosoft から公開されています。
STRACE/HTTPREPLAY を利用すると、HTTP トレースを取得し、トレース結果をHTM ファイルで表示させることができます。
以下、ダウンロードから使用例までを紹介します。
ダウンロード・インストール方法
ダウンロードは、Microsoft のサイトから行えます。
インストールは、ダウンロードしたインストーラーを実行するだけで、1・2分で終了します。
STRACE を利用したHTTP トレースの採取方法
1) デスクトップにできた”STRACE.CMD” をダブルクリックします。
2) トレースの準備として、Cookie、履歴、アドオンデータの削除が行われます。
2) Internet Explorer が起動します。
この際Internet Explorer のホームページが起動されます。よって、ホームページを”about:blank"にしておくと、不要なトレースの採取を避ける事ができます。
3) HTTP トレースをとりたいサイトへ移動し、トレースを採取します。
4) Internet Explorer を終了させ、トレースを終了します。
HTTPREPLAY を利用した、トレースの解析
1) Internet Explorer を終了させトレースを終了させると、HTM の解析結果が起動します。
このHTM ファイルはデスクトップにあります。
2) トレースの結果が表示されます。
リクエストしたURL(= Requested URL) やステータスコード(= Response Status) 等重要なデーターを確認できます。