マイクロソフトのカンファレンス//build/ 2014 のセッションで紹介されていたVisual Studio のショートカットを紹介します。
一つ一つは小さなTips ですが、頻繁に使えるテクニックなので作業効率が上がります。
ショートカット | コマンド |
Ctrl + E | 検索ボックスに移動 |
Alt + Down | ドロップダウンリストを開く |
Alt + F6 | ツールウィンドウを移動 |
Ctrl + F2 | ナビゲーションバーに移動 |
“Open Command Prompt” | ファイルがあるフォルダーをカレントパスとしたcmd.exe を開く |
“Open Containing Folder” | ファイルがあるフォルダーを開く |
Visual Studio のショートカット を 6個紹介します。
今回紹介するTips はVisual Studio 2013 のC# で動作確認しています。
Ctrl + E : 検索ボックスに移動
Ctrl + E で大半のダイアログの検索ボックスに移動することができます。
例えば、”新しいプロジェクト”ダイアログが表示中にCtrl + E を実行すると、インストール済みテンプレートを検索するためのボックスに、カーソルを移動できます。
Alt + Down : ドロップダウンリストを開く
Alt + Down でドロップダウンリストを開くことができます。
これは、例えば、ソリューション エクスプローラーを検索しているときに便利です。
ソリューション エクスプローラーを検索中にAlt + Down を実行すると、検索オプションを表示させることができます。
Alt + F6 : ツールウィンドウを移動
今コードを編集中の状況を考えます。
この時に、Alt + F6 を実行すると、ツールウィンドウに移動し、ソリューションエクスプローラーにカーソルを移動することができます。
もう一度Alt + F6 を実行すると、今度は次のツールウィンドウである、プロパティにカーソルを移動することができます。
このように、Alt + F6 でツールウィンドウを移動することができます。
また、Shift + Alt + F6 で Alt + F6 とは逆方向にツールウィンドウを移動することができます。
Ctrl + F2 : ナビゲーションバーに移動
Ctrl + F2 で、ナビゲーションバーに移動することができます。
その後、Tab を押すことで、ナビゲーションバー間を移動することもできます。
Open Command Prompt : ファイルがあるフォルダーをカレントパスとしたcmd.exe を開く
この機能は、Productivity Power Tools 2013 をインストールする必要があります。
Productivity Power Tools とは、Visual Studio 用のエクステンションで、Microsoft よりフリーで公開されています。
ソリューションエクスプローラーのファイルを右クリックすると”Open Command Prompt” が出てきます。
それをクリックすると、ファイルがあるフォルダーをカレントパスとしたcmd.exe を開いてくれます。
Open Containing Folder : ファイルがあるフォルダーを開く
この機能も、Productivity Power Tools 2013 をインストールする必要があります。
ソリューションエクスプローラーのファイルを右クリックすると”Open Containing Folder” が出てきます。
それをクリックすると、ファイルがあるフォルダーを開いてくれます。